思い出の旧1号館
水彩画でよみがえる、旧1号館の風景
ホームページのこれまでの表紙を飾った旧1号館の風景をご覧ください。
これらのなかから選んだ絵をもとにした絵はがきセット「Memory of Ferris 旧1号館 の思い出」(2種。各5枚組)も同窓会室で販売しております。
(画・文 高柳馨子 1979卒)
正門より 新1号館・2号館(2017.6)
総会は、建て替えで変わりゆく母校を見る良い機会である。今年は仕事が重なり、残念ながら参加出来なかった。出席者は例年同様、旧友との再会を懐かしく楽しまれたことだろう。
新2号館も完成し、山手通りからの景色もまた、新たなフェリスの顔となりつつある。
正門より新1号館・2号館(2017.6)
落ち葉舞う中庭階段(2016.10)
落ち葉舞う 中庭階段(2016.10)
落ち葉が舞う季節となった。フェリスは多彩な樹木に恵まれ、季節ごとに粋な演出をしてくれる。
中庭の階段はまた、フェリス祭での見事な装飾が印象に残る場所でもあった。
落葉が落ち着く頃、慌ただしく師走を迎える。忙しい毎日を送る皆のことを思う。今年もまた、ともに元気でクリスマス礼拝に集いたい。
緑濃き 通用門入り口(2016.6)
ひと雨ごとに、緑が際立つ季節である。
最近の母校の変わりように目を見張りながら、以前の佇まいを残す場所は、どこかホッとする。いや、ここの緑も在学当時より随分と生い茂ったようだ。
放課後に聞こえてくる管弦楽の音色に足をとめ、緑を眺めるのも心地よい。時を超えての繋がりを感じる。
緑濃き通用門入り口(2016.6)
新1号館積雪の中庭(2015.12)
新1号館 積雪の中庭(2015.12)
日々、仕事に追われ、残念ながら師走の賑わいを楽しむ余裕が無い。
北国では積雪のニュース。この冬は暖冬予報と聞いた。在校時は、スキー教室の開催の有無が気になる時期でもあった。
クリスマス礼拝は、同期と共にカイパー講堂に讃美歌を響かせよう。一年の無事に感謝し、皆と祈りを捧げたい。
蔦の絡まる旧2号館(2015.9)
然程見慣れた景色ではなかったが、どこか懐かしさを感じるのは、やはり鉄平石と蔦のせいだろうか…。
三方に窓があり、居心地の良かった同窓会室も今は無く、奥に見えた旧体育館も取り壊されたと聞く。
母校の変わり様に驚きながらも、新2号館が卒業生にお披露目となる今年のフェリス祭が、また楽しみである。
蔦の絡まる旧2号館(2015.9)
紫陽花・向日葵・ステンドグラス(2015.7)
紫陽花・向日葵・ステンドグラス(2015.7)
今年も友人達と、総会に出席した。
お披露目された新体育館は、生徒に戻り運動部に入りたいとさえ思わせる。ほぼ全容が見えて来た新2号館も、立派である。
大きく変わっていくフェリスに圧倒されながらも、カイパー講堂のステンドグラスは懐かしく我々を迎え、同窓生皆で歌う讃美歌に、変わらずにあり続けるフェリスの精神を感じた一日でもあった。